先物とうもろこしの特徴をご紹介します。
とうもろこしは、ほんどが家畜用飼料として使われていますが、飼料のほかには公害規制のためにガソリンに混入するエタノールの原料など、工業用、燃料用アルコールの原料として、または、コーンスターチ、人工甘味料、工業用アルコールなど、その用途は多岐に渡ります。
とうもろこしは、日本国内での生産はほとんどされておらず、40%以上をアメリカからの輸入に頼っています。
先物とうもろこしは、天候や在庫率に影響されますが、日本ではそのほとんどをアメリカからの輸入に頼っているため、為替レートの変動にも大きく影響を受けます。
主要生産国である、アメリカ中西部でのとうもろこしの作付けに適した時期は4〜5月、7〜8月が受粉期で、10〜11月が収穫期になります。
作付け期に長雨になると作付けが遅い大豆へのシフトが懸念され、作付け面積の減少が予想されるために、先物とうもろこしは買いの材料になることがあります。
とうもろこしの産地の生育期の天候によってその年の豊凶が大きく変化するため、例年この時期の先物とうもろこし相場は、「天候相場」といわれており、先物とうもろこし相場が大きく変動する特徴があります。
また、とうもろこしの収穫期から翌年の春に作付けが始まるまでの時期は、天候要因から、消費や輸出などの需給要因へと注目が移るために、この時期の先物とうもろこしの相場は一般的に「需給相場」と呼ばれています。